▼全米オープンの決勝戦でセリーナ・ウィリアムズと対戦した大阪なおみは、セリーナに2-0で勝利し、日本人初のグランドスラム大会制覇を達成した。地元アメリカ人の心無いファンからブーイングを浴びたが、敗者セリーナは潔く大阪なおみの勝利を讃えた。
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大阪なおみが全米オープン優勝
▲大阪なおみ
全米オープンの決勝戦でセリーナ・ウィリアムスと対戦した大阪なおみは、セリーナに2-0で勝利し、日本人初のグランドスラム大会制覇を達成した。
大阪なおみは地元アメリカ人の心無いファンに異例のコメント「こんな終わり方ですいません」
みなさんが彼女(セリーナ・ウィリアムズ)を応援していたのを知っています。こんな終わり方ですみません。試合を見て下さってありがとうございます。
母がここに試合を見に来てくれたことは大きなことです。私の父は生で見るのが嫌で、来ていませんでした。
セリーナと全米の決勝で戦うことが夢でした。それが叶ってうれしいです。プレーしてくれてありがとう。
女王セリーナ・ウィリアムスは潔く大阪なおみの勝利を讃えた
▲試合中セリーナは自分のふがいなさに激怒しラケットを破壊
▲試合終了後、潔く大阪なおみの勝利を讃えるセリーナ・ウィリアムズ
▲試合後のインタビューで大阪なおみを讃えたセリーナ・ウィリアムズ
セリーナ・ウィリアムズは、主審からの警告(客席からのコーチの指導の疑い)に対し不満を示し、また、自分のふがいなさに激怒しラケットを破壊したりした。
しかし、大阪なおみの勝利が決まった後は、潔く勝者を讃え、大阪なおみに敬意を示した。
試合後のセレモニー中、セリーナの復活優勝への期待が裏切られたことやセリーナの試合中の言動に対しブーイングをする人がいたが、セリーナが「もうブーイングはやめましょう。おめでとう、なおみ」と勝者を讃えた。
セリーナ・ウィリアムズとは
セリーナ・ウィリアムズは、1981年9月26日生まれ、アメリカ・ミシガン州出身のプロテニスプレイヤーであり、数々のタイトルを獲得し歴史に残るスーパースターである。
2018年時点で、WTAツアーでシングルス72勝、ダブルス23勝を挙げ、シングル4大大会では、全英オープン7回、全豪オープン7回、全米オープン6回、全仏オープン3回の優勝を達成している。
姉のビーナス・ウィリアムズとともに出場しているダブルスでは、4大大会すべてとオリンピックで2回以上優勝を達成している。
セリーナ・ウィリアムズは、シングルとダブルスの両方でグランドスラムを達成した唯一の選手である。
全米オープンとは
全米オープンは、1881年にアマチュア大会「全米選手権」として開催されたのが始まりである。1968年、全米選手権にプロ選手も参加できることになり、「全米オープン」となった。
国際テニス連盟が定めた4大大会(グランドスラム大会)に数えられ、この試合に勝った選手は、世界最強を争う一人といってもよいであろう。
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