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ドリーファンクジュニア[ドリーファンクジュニア](フリー)劇画「タイガーマスク」では最後の最強王者・・

■ドリーファンクジュニア‥
◆アメリカ・インディアナ州出身
◆1941年2月3日
◆190cm115kg
◆アメリカNWA→全日本




ドリーファンクジュニアの略歴

1963年、アメリカ・アマリロでプロレスデビューする。

NWA王者として君臨

1969年2月11日、ジン・キニスキーからNWA世界ヘビー級王座を獲得する。4年3箇月の長期政権となる。その間、ジャイアント馬場、アントニオ猪木、坂口征二、ラッシャー木村、ジャンボ鶴田、ミルマスカラスから防衛している。

全日本プロレスに参戦・日本の常連外国人となる。

1972年、ジャイアント馬場が全日本プロレスを創立すると、ドリーは常連外国人の一人となる。1990年代まで全日本に参戦する。

1977年、弟のテリーファンクと組み、世界オープンタッグ選手権で優勝する。

1979年、世界最強タッグ決定リーグ戦で優勝する。

1981年、インターナショナルヘビー級王座を獲得する。

1982年、世界最強タッグ決定リーグ戦で優勝する。

2001年、新日本プロレスに初参戦する。

2008年3月1日、全日本プロレス両国大会で引退試合を行う。

2009年4月、弟のテリーファンクとともにWWE殿堂入りする。

2013年以降、全日本プロレスに時々ゲスト参戦している。2017年時点で、年に数回ほど全日本プロレスにゲスト参戦している。

ドリーファンクジュニアのすごいところ

「NWA世界ヘビー級王座」を長期間守り、1970年代初頭は「最強王者」といわれた。「タイガーマスク」では最強王者

「NWA世界ヘビー級王座」は、1900年代初頭に設立され、1980年代前半ぐらいまで「世界最強王者のベルト」といわれた。この世界最高峰のチャンピオンベルトを4年3箇月間守った。

その間、日本で有名なプロレスラーであるジャイアント馬場、アントニオ猪木、坂口征二、ラッシャー木村、ジャンボ鶴田、ミルマスカラスからも防衛している。

劇画「タイガーマスク」では、最後に出てくる最強王者として描かれている。

「世界オープンタッグ選手権」大ヒット・冬の定番「世界最強タッグ決定リーグ戦」を定着させた。

1977年代当時のプロレスは、冬のヒット作が無かったため、年末のプロレスは、お休み気分な雰囲気なのが普通であった。1977年、全日本プロレスのジャイアント馬場社長は、冬のヒット作を狙い、タッグのリーグ戦を行うことにした。外国人スターを集めてタッグチームを作り、日本のタッグチームとともに最強タッグチームを決定するというリーグ戦を12月に行った。ドリーファンクジュニアは弟のテリーファンクとともに出場した。

「世界オープンタッグ選手権」は大ヒットし、「世界最強タッグ決定リーグ戦」(翌年から名称変更)は完全に冬の風物詩として定着した。「全日本プロレスの冬=世界最強タッグ」というイメージが定着し、今でもとぎれずに続いている。

「善vs悪」タッグ試合の見本・定番中の定番で観客をヒートアップさせる。

12月15日の蔵前国技館における最終戦では、「ドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク vs アブドーラ・ザ・ブッチャー&ザ・シーク」の勝った方が優勝という状況であった。この試合は、「ファンク兄弟(ファンクス)=善玉、ブッチャーとシーク=悪玉」という、とてもわかりやすい構図で、タッグの定番中の定番の試合であった。

タッグ試合の定番の動き
(1)ブッチャーとシークがフォークでテリーの腕を刺し(さらにえぐり)
(2)レフェリーが注意しカウントを数えると4カウントでやめる。
(3)コーナーのドリーが抗議すると、なぜかレフェリーがそちらに行き注意する。
(4)レフェリーがいない間にブッチャーとシークがフォーク攻撃を再開する((1)に戻る)

ブッチャーとシークの非道な行為に観客はヒートアップし物を投げる人もいた。ドリーがテリーを助けようとすると大歓声が起こり、レフェリーが注意すると「なんでだよー」という声が上がり、とにかくヒートアップしていた。

この試合後、抗議の電話が殺到し、賛否両論で大きな話題となった。結果的に世間の注目を浴び、大ヒット作となった。

獲得したタイトル

NWA世界ヘビー級王座
NWAウエスタン・ステーツ・スポーツ
NWAブラスナックル王座
NWA北米ヘビー級王座
NWA世界タッグ王座
NWAウエスタン・ステーツ・タッグ王座
NWAジョージア・タッグ王座
NWAミッドアトランティック・ヘビー級王座
NWAアメリカス・ヘビー級王座
NWA世界タッグ王座(ロサンゼルス版)
NWAミズーリ・ヘビー級王座
NWAフロリダ・ヘビー級王座
NWAフロリダTV王座
NWAフロリダ・タッグ王座
NWA北米タッグ王座(フロリダ版)
NWAインターナショナル・タッグ王座(カルガリー版)
SCW世界タッグ王座
CWA世界ヘビー級王座
WWCユニバーサル・ヘビー級王座
WWCプエルトリコ・ヘビー級王座
WWC世界タッグ王座
ICWヘビー級王座
NEWA北米ヘビー級王座
インターナショナル・ヘビー級王座
インターナショナル・タッグ王座
世界オープンタッグ選手権 / 世界最強タッグ決定リーグ戦優勝(1977年、1979年、1982年)
WWE殿堂(2009年)

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