社会学者の古市憲寿氏が、11月1日、日本テレビの報道番組「バンキシャ」に出演し、渋谷のハロウィン騒ぎについて、以下のように発言した。
古市憲寿氏の発言(趣意)
渋谷に若者が集まって騒ぐ風習は、2002年の日韓共催・サッカーワールドカップの頃から始まった。
2006年頃からハロウィンの仮装をして渋谷に集まって騒ぐのが定着し、数年前に流行がピークを迎えた。
ここ数年は、渋谷のハロウィン騒ぎのイメージが急降下し、徐々に流行が下降線だった。
今年は例年より人手が少ないが、これはコロナウィルスだけが理由ではなく、元々流行が下火になっていたからである。
流行が下火になっているのにもかかわらずハロウィンの時期に渋谷に若者が集まる理由は、テレビ局が渋谷でカメラを向け取材し報道するからである。
渋谷のハロウィン騒ぎは「テレビ局のマッチポンプ」という面がある。
※「マッチポンプ」とは、「偽善的な自作自演の手法」のことであり、「自らマッチで火をつけておいて、それを自らポンプで水を掛けて消す行為」という意味である。