■高市早苗‥
安倍前首相が高市早苗氏への支援を表明
安倍前首相が、自民党総裁選(9月17日告示、9月29日投開票)への出馬を表明している高市早苗氏への支援を表明した。
安倍氏は、高市氏本人に支援する考えを伝え、自民党最大派閥の細田派の幹部に対して、高市氏支援を要請した。
高市氏は、8月中旬まで安倍氏に総裁選出馬を要請していたが、安倍氏が断ったため、自らが総裁選出馬を決意し、推薦人20人を確保する活動を続けていた。
9月2日までは、安倍氏は一貫して菅総理を支えていく姿勢を貫いていたが、菅総理が総裁選出馬を断念したことにより、安倍氏は高市氏支援を表明した。
高市氏は、安倍氏の支援を得たことにより、一定の支持を得たことになり、総裁選の有力候補に浮上した。
高市早苗氏の政策
■コロナ対策
軽症・中等症初期の人に幅広く治療薬を処方できる環境を整える。
医薬品研究開発への大規模投資、休業要請に応じた飲食業などへの十分な資金手当てを行う。
■皇位継承について
旧宮家の男系男子の皇籍復帰や養子縁組による男系を維持する。
■憲法改正について
議員立法作業に取り組むたびに日本国憲法による制約に苦しんできた経験から、憲法改正は必要である。
国民に改憲のメリットを伝え、国会の憲法審査会の開催回数を増やして議論のペースを上げていくべきである。
■安全保障について
日本の先進技術・機微技術、重要物資の中国人民解放軍への流出や技術者・研究者の引き抜きに対し、新法を制定して対応するべきである。
サイバー攻撃を含む敵基地攻撃能力を強化する必要性がある。
地球温暖化対策と日本の経済基盤整備を両立させるため、原子力の平和利用は必要である。