■桝太一アナが日本テレビ退社を発表
1月23日、日本テレビの報道番組「バンキシャ」放送の冒頭で、桝太一アナが日本テレビを退社することが発表された。
桝太一アナは、2020年3月で日本テレビを退社し、その後は、同志社大学の研究員として研究を行う。
「バンキシャ」の司会者は今後も引き続き継続する予定だという。
今後は大学とテレビで「科学を社会に適切に伝える方法」を追求
桝アナは、同志社大学ハリス理化学研究所の専任研究所員として「科学を社会に適切に伝える方法」について研究を行う。
また、現在メインキャスターを務めている「真相報道バンキシャ!」の番組出演は継続し、大学での研究と並行して「科学を適切に伝える」ことを番組でも実践していく計画である。
桝太一「日本テレビには感謝」
■桝太一のコメント
まずはテレビの世界から程遠くアサリを研究していた変わり者を採用してくれたばかりか、
分不相応と言える立場にまで抜擢し成長させて下さった日本テレビには、
心の底から感謝しています。
桝太一の研究テーマ
桝太一は、以下のような研究テーマを考えているという。
・科学を伝える手段の1つとして、テレビはどの程度の影響力があり、どんな役割を担うべきか?
・科学を伝える手法・媒体にはどんな選択肢があるか?
・それぞれの特性をどう活かしていくべきか?
・科学と社会の架け橋になる人材をどのように育成し、社会に広げていけるか?
研究者の道を選ぶきっかけ「社会と科学を繋ぐ架け橋が必要」
■桝太一のコメント
「社会と科学を繋ぐ架け橋が必要」という考えを、高校生の頃から持っていました。
その後、テレビ局員として現場経験を重ねていくうちに、具体的にどんな役割・ポジションが今の日本にはまだ欠けているか、徐々に見えてきたと思っています。
そこを自分が担うためには、本格的にアカデミアの人間として過ごす必要があると決意しました。
妻からは了承「フリー転身ではなく転職」「社会貢献の意図が明確」
桝アナは、この転職については、妻には早い段階から相談をしていた。
フリーアナウンサーになることは、昔から絶対に反対されていたものの、今回はフリー転身ではなく転職であることと、社会に貢献しようとする意図が明確ということで了解を得ていた。
桝アナの最終目標「桝太一が言うことならば・・・」と思われる信頼感
■桝太一のコメント
「桝太一が言うことならば…」と興味をもったり見たりしてもらえるような、信頼感ある伝え手を目指します。
僭越ながら名前をお借りするならば、「理系版の池上彰さん」のような存在を目指します。
お世話になった皆様、そして何より、温かく見守って下さってきた視聴者の皆様に恩返しできるよう、新しい道へ進んでいきます。
「真相報道バンキシャ!」をはじめ、これから様々な場を通して研究の成果を還元していければと、決意を新たにしております。
- マスタイチ[桝太一]■桝太一‥ ◆千葉県出身 ◆1981年9月4日生 ◆日本テレビ→同志社大学