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ジャイアント馬場「シュートを超えたものがプロレスである」

▼アントニオ猪木が創設した新日本プロレスは「ストロングスタイル」を掲げ格闘技路線を進んでいたが、ジャイアント馬場が創設した全日本プロレスは「王道プロレス」を貫いた。

ジャイアント馬場「シュートを超えたものがプロレスである」

2大団体の対立概念が生まれた。

1972年、アントニオ猪木が新日本プロレス、ジャイアント馬場が全日本プロレスを創設した。他のプロレス団体、日本プロレスと国際プロレスは衰退していき、(男子プロレスでは)新日本・全日本の2大プロレス団体が人気を争う状態になっていった。

ストロングスタイル→UWF系スタイル→総合格闘技

アントニオ猪木は「ストロングスタイル」を掲げ、プロレスがどの格闘技よりも強いことをアピールし、それを証明するための格闘技戦を行った。その後、新日本プロレスから独立したUWF系の団体が多数設立され、ルールを整備し純粋なスポーツとしてのプロレス・格闘技の成立を目指した。その後、総合格闘技の団体が独自のルールで試合を行っている。

ジャイアント馬場「シュートを超えたものがプロレスである」

ジャイアント馬場は、あくまでも従来のプロレスの基本に忠実なプロレスにこだわり続けた。90年代、格闘技系の団体が多数設立され人気を博したころに発した言葉が「シュートを超えたものがプロレスである」であった。

格闘技路線は、ルール体系を整備してルールの範囲内では何をやっても良いという条件で対戦し、どの格闘技の選手も参加でき最強を争うというのが概ねの主旨であった。それに対し、プロレスはもともと何をやっても良いという奥深いものであり、格闘技もプロレスに含まれるというような考えがこの発言にこめられていた。

その他、以下のような馬場の発言も雑誌などで掲載され、「プロレスか格闘技か」という対立概念がプロレスファンの間で議論となった。

「みんなが格闘技に走るので、私、プロレスを独占させていただきます」
「プロレスとは『プロレス』である」


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