略歴
1957年7月29日生まれ、東京都渋谷区出身であるが、父は広島出身であり、毎年、広島に帰省していた。岸田一族には被爆者が多くいる。
1963年、父の仕事の関係でアメリカ・ニューヨークに移り、小学校1年から3年まで居住する。差別を体験し、政治家を志す。
1966年、帰国し、小学校3年の途中から日本の小学校に編入される。
1978年、早稲田大学に入学する。
1982年、日本長期信用銀行に入行する。
政治家となる
1987年、長銀を退職し、父である岸田文武衆議院議員の秘書となる。
1993年、自民党公認で衆議院議員選挙に出馬し、初当選を果たす。
2000年、加藤紘一氏が森内閣に反旗を翻した「加藤の乱」に賛同し行動を共にする。
2007年、安倍内閣で内閣府特命担当大臣となる。
2012年、安倍内閣で外務大臣となる。
2015年12月、韓国と外相会談に臨み、日韓の慰安婦問題を最終的かつ不可逆的に解決することで日韓合意を達成した。
2016年4月、広島で開催されたG7外相サミットの議長を務める。アメリカのオバマ大統領に通訳を介さずに原爆ドームなどの説明を行った。
2017年8月、政調会長となる。
2020年、自民党総裁選に出馬するが、菅義偉に次ぐ2位となる。
2021年8月、次の総裁選に立候補することを表明した。