2020.10.01・杉田水脈氏が「女性はうそつき」発言否定の嘘を認め謝罪・杉田氏の問題点は「表現や言い回し」ではなく自身の「差別意識」である。




自民党衆議院議員・杉田水脈(すぎたみお)氏が自民党内の会議の中で「女性はいくらでもウソをつける」と発言したことについて批判が殺到し、議員辞職を求めるオンライン署名がはじまり、その数は10万筆を超えている。

杉田氏は「女性はいくらでもウソをつける」と発言したことを否定していたが、9月30日、ブログでその発言をしたことを認め、謝罪した。

以下はブログに記された内容である。(趣意)

会議において「女性はいくらでも嘘をつく」という発言はしていないという認識でいたので、その発言はしていないという旨をブログに投稿した。
しかし、後日確認したところ「女性はいくらでも嘘をつく」と言っていた。
自分の発言が事実と違っていたことをお詫びしたい。
女性を蔑視する意図はまったくない。
嘘をつくのは性別に限らないことなのに、女性のみが嘘をつくと言い不快な思いをさせてしまった方にはお詫びしたい。
自民党政調会の同僚議員にもご心配をおかけしお詫びしたい。
性別に限らず、暴力や性犯罪は、人間の尊厳を踏みにじる許されない犯罪であり、様々な方法で撲滅していくべきだと考えている。
今後も政調会長からの注意を肝に銘じ、表現や言い回しに気をつけて、自由闊達な部会の場で有権者の皆様の声などをしっかりとお伝えし、より良い政策の立案に励みたい。

 

杉田氏の問題点は「表現や言い回し」ではなく「差別意識」である。

杉田氏は、「今後は表現や言い回しに気を付けたい」という旨を述べているが、杉田氏の問題点はそこではなく、杉田氏自身が強い差別意識を持っていることである。

過去の数々の差別発言の内容を見れば、杉田氏自身がとてつもなく強い差別意識を持っていることがよくわかる。

 

杉田水脈議員の差別発言

2015年7月「同性愛の子どもは、普通に、正常に恋愛できる子どもに比べて自殺率が6倍高い。」

杉田氏はネット番組でこの発言をした。

「同性愛の子どもは、普通に、正常に恋愛できる子どもに比べて自殺率が6倍高い。生産性がない同性愛の人たちに、皆さんの税金を扱って支援をする、どこにそういう大義名分があるんですか」(これを笑いながら発言)

この杉田氏の発言の動画は世界中に発信され、世界中から批判を受けた。

2018年7月「女として落ち度がある」

元TBS記者から性行為を強要されたと訴えているジャーナリストの伊藤詩織さんに関し、杉田氏は、BBCの番組で「女として落ち度がある」と発言した。

また、伊藤詩織さんを誹謗中傷する複数のツイートに「いいね」をしていた。

伊藤さんは、損害賠償を求めて東京地裁に提訴している。

2018年8月「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり生産性がないのです」

これは「新潮45」2018年8月号に「LGBT支援の度が過ぎる」と題して寄稿された文章の中で主張された。

自民党・公明党の連立与党内では、自民党の石破茂・稲田朋美・小泉進次郎・野田聖子および公明党代表の山口那津男氏を含む多数の議員が杉田の寄稿内容を批判した。

この発言に対し批判が殺到し、自民党は「個人的な意見とはいえ、問題への理解不足と関係者への配慮を欠いた表現がある」と表明し、本人にも指導した。

2020年9月「女性はいくらでもウソをつける」

杉田氏は、性暴力被害者のための「ワンストップ支援センター」の事業について、民間委託主導ではなく警察が積極的に関与するべきと朝日新聞デジタルなどの紙上で主張した。

その際に「女性はいくらでもウソをつけますから」と被害者が虚偽申告しているかのように発言した。

 

その他にも数々の暴言

杉田氏は、その他にも数々の暴言を行っている。

保育所は子供を家庭から引き離し、洗脳教育を施す施設である

ゼロ歳児に社会性なんてあり得ません

そんな男性を選んだのはあなた(夫の暴力で離婚した人に対する発言)

世の中に「待機児童」なんて一人もいない。子どもはみんなお母さんといたいもの。保育所なんか待ってない。待機してるのは預けたい親でしょ

この他にも差別発言は多数ある。


    関連記事

       

      サイトマップ


      トップページ(サイトマップ)
      プロレスニュース


      タイトルとURLをコピーしました