レスラーの強さ 桜庭和志「次はお兄さん僕と勝負してください」桜庭和志によって表現されたグレイシーの精神
前田光世の柔術がブラジルでグレイシー柔術となる日本人の柔術家・前田光世は、1910年代、ブラジルで異種格闘技戦を行い連戦連勝を重ね、ブラジルの英雄となり、その後、ブラジルに定住した。その後、ガスタオン・グレーシーから頼まれ、子供の一人であるカ―ロス・グレーシーに柔術を指導した。その技術をカーロス・グレーシーと弟のエリオ・グレーシーが技術体系として確立させたのが「グレイシー柔術」である。▲前田光世前田光世からグレイシー一族に伝えられた精神グレイシーに伝わる精神を表すものとして、前田光世が述べた言葉がある。「ボクサーを拳闘というゲームの達人と言うならば許すが、世界一の格闘王というのは認めない」エリオ・グレイシーに伝えられた精神前田光世の精神は、エリオ・グレイシーに引き継がれている。エリオ・グレイシーは、ボクシングのチャンピオンであったジョー・ルイスに公開挑戦状を出したことがあり、それが新聞記事になった。グレイシー家では、その新聞記事を大事に額に入れて飾っている。ジョー・ルイスが挑戦を受けなかったため、エリオ・グレイシーはジョー・ルイスと対戦できなかったが、額に飾っている新聞記事は、「戦わず