■武藤が清宮に譲るといった「ドラゴンスクリュー・足4の字固め・シャイニングウィザード」3つの技の起源は?
7月16日、東京・日本武道館において、シングルマッチ「清宮海斗vs武藤敬司」が行われ、清宮海斗が勝利した。
2022年7月16日・日本武道館
○清宮海斗・・
(26分28秒・足4の字固め)
×武藤敬司・・
武藤敬司は、武藤の技を駆使して勝利した清宮海斗に対して、以下のように発言した。
「ドラゴンスクリュー・足4の字固め・シャイニングウィザードをあいつに譲るよ」
この発言に対しては、正しい認識で理解しないといけない。
この3つの技は、「武藤敬司が使うことにより輝いた」といっても間違いはないが、3つのうち2つの技の開発者は違う人である。
- Muto Keiji[武藤敬司]■武藤敬司‥ ◆山梨県出身 ◆1962年12月23日生 ◆188cm110kg ◆新日本→全日本→WRESTLE-1→NOAH
ドラゴンスクリューと足4の字固めは武藤敬司が使うことで輝いたが、開発者は違う。
ドラゴンスクリューは藤波辰爾が開発
「ドラゴンスクリュー」は藤波辰爾が開発し、相手の足にダメージを与える技として使用した。
藤波辰爾が開発した技は、他にもドラゴンスープレックス、ドラゴンロケット、ドラゴンスリーパーなど様々あり、藤波辰爾のニックネームが「ドラゴン」であったため、冒頭に「ドラゴン」がついている。
ドラゴンスクリューは、他の技に比べて地味だったため、それほど注目されなかった。
- Fujinami Tatsumi[藤波辰爾]■藤波辰爾‥ ◆大分県出身 ◆1953年12月28日生 ◆185cm108kg ◆日本プロレス→新日本→ドラディション ◆LEONAの父
足4の字固めは昔からの古典的な技
「足4の字固め」は、プロレス草創期から使用されている古典的な技であり、使い手としてはザ・デストロイヤーとリックフレアーが有名である。
1963年5月24日に日本テレビが中継し、視聴率64%を記録したWWA世界選手権「力道山vsザ・デストロイヤー」はあまりにも有名である。
リックフレアーは、主に80年代にNWA世界ヘビー級王者として君臨し、足4の字固めを決め技としていた。
試合運びは、最後の決め技の足4の字固めに向けて、論理的に組み立てられていた。
武藤敬司が世紀の一戦で使用したことにより2つの技が輝いた
1995年10月9日、団体の威信をかけた大一番「新日本vsUWFインターナショナル」のメインイベント「武藤敬司vs高田延彦」で武藤敬司がドラゴンスクリューで高田延彦の足にダメージを与え、最終的には足4の字固めで勝利した。
当時は、ドラゴンスクリューと足4の字固めはあまり頻繁に使用されてなかったため、大注目の世紀の一戦で使用されたことにより注目を浴びた。
この試合以降、武藤敬司は、ドラゴンスクリューで足にダメージを与え、足4の字固めで極めるパターンで勝利を積み重ねていった。
シャイニングウィザードは武藤敬司が開発した。
「シャイニングウィザード」は、武藤敬司が開発し、2001年頃から頻繁に使用している。
他の選手も使用しているが、いまだに武藤敬司より見栄えのするシャイニングウィザードをやる選手はいないだろう。
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